菓子パンから脱却する方法

Mittwoch, 22. April 2020

パンは美味しいですが、日本で市販されているパンは、食事というより、お菓子のようなもので、柔らかく噛み応えがなく、ふわふわとしてボリュームが多い割には、お腹に溜まらず、油分や糖分を沢山使っているため、ジャンクフードでダイエットの大敵と認識されています。

ホームベーカリーを買って手作りをすれば、自分で材料を調整することで、市販のパンよりはましになりますが、それでも、インスタントドライイーストを用いて発酵させたパンは、健康的とは言えません。

比べて、手で捏ねて自然に発酵させて焼くパンは、噛み応えがあるし、何より発酵による旨味と複雑な酸味とが加わって、同じ小麦粉を材料としているにも拘わらず、発酵菌の力で、健康的な主食となります。

何種類の酵素配合などというラベリングこそありませんが、このような自然発酵のパンが体質改善によいことは研究されており、グルテンによる消化不良をも、長時間の発酵で解消できるとされています。

主食は食生活において占めるウエイトが大きいので、これを適切なものに変えていくことが必要です。

作り方も簡単で、捏ねたり加温する必要もなく、小麦粉と水を混ぜて置いておけば自然と発酵してパンになるので、非常に楽なものです。

私は以前は、パン作りといえば激しい重労働と厳密な温度管理の下に行わなければならないと勘違いしていました。

しかし本来はそのようなグルメ料理ではなく、誰もが日常的に口にする主食なので、シンプルな方法で作れます。

何より、自然に発酵させたパンには、その時その時で味の違いがあり、発酵する過程も楽しいものです。

自分でパンを焼くことができれば、市販の添加物にまみれたパンを美味しいと思わなくなり、自然と味覚が変わって、ダイエットに繋がります。